セントメリースキー場が親子向けにリスタート!?ソリ滑りやスキーを楽しみました。

「もう一回!」——その声が止まらなかった一日
「もう一回!」「次は一緒に滑ろう!」
斜面を滑り終えた子どもたちは、頬を真っ赤にしながらまた頂上へと駆け上がっていきます。何度滑っても飽きることなく、全力で坂を上り、全力で滑り降りる姿が印象的でした。
今回インクルがお借りしたのは、セントメリースキー場さん。広大な雪の斜面を使えるという、スケールの大きなソリ滑り体験です。


閉鎖スキー場でスケールが違う雪遊び
ゲレンデの広さは、公園の雪山とはまるで別物です。 一旦閉じたセントメリースキー場でしたが、親子向けにミニマムな運営で生まれ変わっていました。
ミニマムとはいえども、見渡す限りの白い斜面、澄んだ冷たい空気、遠くまで続く雪景色。その非日常的なスケール感が、子どもたちの気持ちを一気に解放させたようでした。
ソリで一気に滑り降りる爽快感、スピードに乗ったときのドキドキ感、雪の上に転がったときの笑い声——どれも、この場所だからこそ生まれた体験です。
自然の中で遊ぶとき、スマホもゲームも必要ない
この日、あらためて感じたことがあります。
子どもたちは一度もスマホを欲しがらなかった。ゲームをしたいとも言わなかった。
広い雪原の中で体を動かし、友だちと笑い合い、転んでまた立ち上がる——その繰り返しの中に、子どもたちが本当に求めているものがあるのかもしれません。
画面の中の刺激ではなく、風を切る感覚、雪の冷たさ、体が温まる感覚。五感をフルに使う体験は、どんなコンテンツにも代えられない充実感を子どもたちに与えてくれます。
心地よい疲れが、子どもたちを深い眠りへ
帰り道、子どもたちはみんなぐったりとしていました。でもそれは、嫌な疲れではありません。
全力で体を動かしたあとの、あの心地よい疲労感。体の芯からじんわりと温かく、気持ちが満たされているような感覚です。その日の夜は、きっとぐっすりと眠れたことでしょう。
質の良い睡眠は、子どもの成長と発達に欠かせないものです。日中に思いきり体を動かすことが、夜の深い眠りにつながる——シンプルですが、とても大切なことを自然が教えてくれました。

発達支援と「外遊び」の深いつながり
発達支援の観点から見ても、雪遊びのような全身運動には大きな意味があります。
斜面を歩いて登る動作はバランス感覚や体幹を鍛え、ソリで滑り降りる体験は前庭覚(バランスや加速度を感じる感覚)への適切な刺激になります。また、予測できない雪の感触や傾斜への対応は、感覚統合のトレーニングとしても非常に有効です。
何より、「楽しい」という感情を全身で体験することが、子どもの意欲や自己肯定感を育む土台になります。
おわりに
スマホもゲームも、この日は必要ありませんでした。
広い雪原と、ソリと、仲間がいれば、それだけで子どもたちは輝けます。そのことを、この日の子どもたちの姿が証明してくれました。
心地よい疲れの中で眠りにつく子どもたちを見て、「今日はいい一日だったな」と心から思える——そんな体験をこれからも届けていきたいと思います。
インクルでは、自然の中での体験活動を大切にしています。次の冒険も、どうぞお楽しみに。
